俺様ヤンキーに愛されて。~third~
泣きそうになるあたしの背中を優しくさすってくれる華。
華の手のおかげであたしは少しだけ落ち着きを取り戻した。
「みあ……大丈夫だから……白金くんはきっと………」
「………うん……」
少しでも話したら涙が溢れてしまいそうで、華の言葉に「うん」としか返すことができない。
今、辛くて白金に背を向けているけれど本当は気になって仕方ないの。
2人が何かしてるんじゃないか。って凄く不安になるけれど、勇気が無いから振り向くことが出来ない。
そんな時、聞こえてきたのは委員長の声。
「佐々野さん!華ちゃん!
次、試合だからね!!」
…………そっか。
試合……試合だ。
出ないと。戦わないと。
華と「勝つ」ってさっき話してたもんね……。