俺様ヤンキーに愛されて。~third~
あたしが手を握ると白金は止めていた足を動かし歩き出した。
少し前を歩く白金を見つめると大きな背中が目に入る。
ードキンッ
あたし…白金の全部が大好き。
温かい手も。
大きな背中も。
カッコいい顔も。
金色の髪も。
優しい性格も。
全部に惚れてるよ……。
そう思いながら白金の後ろ姿に見とれていると
「………!!!???」
ードンッ
白金が急に立ち止まったから白金の背中にあたしは衝突した。