俺様ヤンキーに愛されて。~third~
白金を見るとあたしを見ずに女の人達を見ている。
「みあを傷つけたら……女でも容赦しねぇから」
…………白金……。
あたしは胸がキュウッと締め付けられた。
女の人達は納得のいかない顔をしているケド反論はしない。
すると白金は身体を回転させて校舎へと歩き出す。
前を見つめて歩く白金……。
あたしは真剣な表情にドキドキが止まらなかった。
ーガララララッ
……保健室?
あたしをお姫様抱っこしていて両手が塞がっているからか白金は足で扉を開け中へ入っていく。
そして優しく個室のベッドの上にあたしを座らせてくれた。