俺様ヤンキーに愛されて。~third~
白金は無理矢理女の人達を掻き分けあたしの前へ来るとしゃがみこむ。
「白…金……」
「大丈夫か!?怪我は!?」
そう言って優しくあたしを抱き起こしてくれた。
白金の温もりに涙が零れそうになりあたしは必死にこらえる。
「白っ……」
「どうした!?ドコか痛ぇのか!?」
「うん……痛いよぉ……」
「ー…………っ!!!!」
ーフワッ
気づくと白金はあたしをお姫様抱っこしていた。
「えっ!?……白金?」
「お前等……」