oneself 後編
会場は、通っていた高校の近くにあった。
懐かしいな。
あの頃、毎日この駅で降りて、毎日この道を歩いていた。
その時、キョロキョロと辺りを見渡しながら歩いていると、頭をコツンとこづかれた。
「おーっす!」
慌てて後ろを振り返ると、そこには笑顔の木部ちゃんの姿があった。
「久し振り〜!」
二人で笑い合い、会場へと足を進める。
「誰が来るんかな。楽しみやわ」
持っている手さげ鞄をブンブンと振り回し、木部ちゃんは明るい声を上げた。
楽しみ…か。
確かに、久しぶりにみんなに会える事はあたしだって楽しみだ。
でも、哲平は周りから仕事の事を聞かれたら、何て答えるんだろう。
もしかしたら、ホストをしている事を既に知っている人もいるかも知れない。
みんなは何て思うだろう。
そして、もし誰かが。
未来はそれで良いの?
そう聞いてきたら。
あたしは何て答えれば良いのだろう。
懐かしいな。
あの頃、毎日この駅で降りて、毎日この道を歩いていた。
その時、キョロキョロと辺りを見渡しながら歩いていると、頭をコツンとこづかれた。
「おーっす!」
慌てて後ろを振り返ると、そこには笑顔の木部ちゃんの姿があった。
「久し振り〜!」
二人で笑い合い、会場へと足を進める。
「誰が来るんかな。楽しみやわ」
持っている手さげ鞄をブンブンと振り回し、木部ちゃんは明るい声を上げた。
楽しみ…か。
確かに、久しぶりにみんなに会える事はあたしだって楽しみだ。
でも、哲平は周りから仕事の事を聞かれたら、何て答えるんだろう。
もしかしたら、ホストをしている事を既に知っている人もいるかも知れない。
みんなは何て思うだろう。
そして、もし誰かが。
未来はそれで良いの?
そう聞いてきたら。
あたしは何て答えれば良いのだろう。