星砂~イツマデモキミトイッショ~
第1話 星の彼方。
私は、記憶を無くしていた…ー。私の家は代々伝わる、八城家だった。

『可憐様、どこに居るの!?可憐様!?』
『ここよ!もう、新学期早々遅刻なんて嫌よっ!!』

私は、八城可憐。八城家の三女として産まれた。ワガママなお姉ちゃん達がいるんだ…。もう新学期なのに、遅刻してしまう……。

『行って来ます。』『行ってらっしゃい。』

いつも、爛と一緒に学校に行っている。でも、今日は別々に学校へと行っているだけなのー…。
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