君がくれたもの
それぞれの日常♀
……眠い……
仲間 幸(20才)(なかま さち)は目をこすりながら起きる。
昨日のことは思い出さないようにするはずだったが、寝ぼけ頭で昨日の状況を考えていた。
(……プラスに考えて…たまには、いいことしたから今日はあたしにもいいことあるはず!そう思おう。
仕事の準備しなきゃ…)
幸は朝ごはんを作り、化粧を簡単に済ませて家を出る。
眩しい太陽が幸の顔を照らす。
「すごいいい天気。昨日の雨が嘘みたい。気持ちいい…」
太陽の光を浴びながら幸は職場まで歩いて行く。
幸は雑貨のショップ店員をしていた。
昔から雑貨が大好きで、いつか自分のお店を開きたいと願いながら
でも…まだやりたいこと他にみつかるかもしれないとも考えてしまい、人生模索中であった…