最後の恋


「そうだ、今日の夜忘年会って言ってたわよね?」

「うん、ほら毎年あるじゃん、地元の集まり。今年もするらしいから顔出してって言われてるんだ」

「そう。明日は竜二達も帰ってくるしあまり遅くならないように帰ってきなさいよ」

「はーい」


お母さんにそう返事をすると、隣でお父さんがクスッと笑った。


「何?何かおかしかった?」

「いや、お前は毎年変わらないなぁと思ってな」

「そう?」

「あぁ」


新聞を広げながら頷くお父さん。

毎年変わらんなぁ、か。


進歩ナシ?成長ナシ?


お父さん達は私のことをどう思っているんだろう。

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