最後の恋




そして……―――






よしっ、…せーのっ!




『あ゙ーーっ!もうっ!』




また響いた、私の声。



バッティングセンターに入ってから、かれこれ30分が経過したけど。



ブンブン振り回してるわりに、全然かすりもしないボールたち。



そして、私のそんな声がずっと…夜のバッティングセンターに迷惑に響いていた。





『っしゃぁ!』




……。



だけど、そんな私の隣では。


嬉しそうな声をあげて、130キロのボールをバンバン打ち返しまくる椎名の姿があった。



< 70 / 418 >

この作品をシェア

pagetop