最後の恋



『えっ⁉︎ほっ、ほんまですか!?』


『う…ん』


『ほんまにイイんですか!?』





私の言葉に、椎名は目を真ん丸にして驚いている。




だけど、コクンと頷いた私を見て。




『マジ、夢みたいっす』



嬉しそうに、そう言ってはにかんだ。






夢みたい?


私だって、同じだよ。



まさか私が、あなたに付き合っちゃう?うなんて言ってさ。



それで本当に…付き合っちゃう感じになりそうだなんて。




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