ハニートースト ~カフェで恋したあなた~
「すごい!!本当にすごい」
「お前が言ってくれたから。夢は持っていて良いって。まだまだ夢の途中だけどな。そこの社長さんも画家を目指していたんだ。だから、俺のこと気に入ってくれて・・・・・・」
離れている間に、私も片桐さんも前に進んでいたんだね。
「優海も、頑張れよ。お前があの店をどう守っていくのか楽しみだな」
「うん!!頑張るね。片桐さんも頑張ってね」
またしばらく会えなくなるような、そんな会話だった。
やっぱり店には来てくれないのかな。
「また、来てね・・・・・・」
「ん?もちろん。明日にでも行くよ」
その笑顔を見て、安心した。
良かった。
また会える。