【超・短編】 病室の窓 ―空―
「・・・。・・・」

誰かが私を呼ぶ…。

何と呼ばれているか聞こえない。



「・・・。

聞こえているなら返事をして…」

誰の声…?分からない。

聞こえる…。ただ聞こえる…―――

意味のない言葉…。
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