未来への扉
「てか羽琉、時間!!」



「え!!やばぃ。行かなきゃ。」



もぅすぐデートの待ち合わせ時間になってしまう。




「ゴメン!!行くね。バイバイ♪」



『バイバイ♪』



後ろから3人の声が聞こえた。





今日はあたしの誕生日の他に、もうひとつの大事な日でもある。


彼との2年3ヶ月の記念日。付き合って2年ぴったりの時…
お互い忙しくてお祝いできなかったから今日、あたしの誕生日と一緒にやろうと決めていた。




今年で大学卒業の彼は、忙しいから久しぶりに会う。



なんだかドキドキしている自分がいた。
< 5 / 11 >

この作品をシェア

pagetop