迷惑メールに潜むドラマ 三上VS薄幸の親娘編
その1


『今回のご依頼人は志村県アベ市にお住まいの三上詠己さんです。前略、あなたのご先祖から手紙を預かって来ました。という謎のメールが私のもとに届きました局長さん探偵さん、調査をお願いいたします』


『どぉもぉ~』


現れた探偵が小枝さんだった時の依頼人の表情でご飯三杯はイケますね


三上は喜んでお出迎えして、おもてなしします


ま、誰からそんなメールが来たかって言うと


スピリチュアルな江原さんから


ん~分かるぅ、あの人よね


女子は占いや精神世界がスィーツの次に大好きだから罠に使ったのねん


卑怯な!


ちなみに三上のご先祖様はチャキチャキの江戸っ子


手紙の内容はサイトに接続し


エっハっラっ焼き肉のっタレ!


にメール送信しないと教えてくれないと思うので


三上が想像して書いておきます


『ひ孫の詠己へ


てやんでーベラボー め!


おめぇさんは達者に
暮らしてるみてぇ
だな!


こっちもめぇにち
ドンチャン騒ぎで
楽しくやってるよっ

早くおめぇもこっち
に来なっ!


おっとっとまだ
呼んでいい年じゃ
ねぇや


おっ死んでもよぉ

慌てモンだよ俺ァ


そいじゃあ、後
六十年くれぇ
したら迎えに行って
やっからな

あばよ!』


多分こんな感じ


間違いない、間違いないよ!
お前さんっ


では次

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