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あんずのお墓にお線香とお花を供えて、俺とあんなはその場をさろうとした。
とその時、
『あの~すみません・・・』
俺とあんなは同時に振り向く
『やっぱり!!』
『?』
『あなた...由衣くんでしょ?』
『!!』
『亜弥おばさん...?』
『まぁ、久しぶり!!』
あんなはまだ不思議そうに俺と亜弥おばさんをみていた。
『あぁ、この人は亜弥おばさん。あんずの...お母さんだよ。』
『!!』
『あっこんにちは。私、その、あんなと申します。』
『あぁこんにちは。』
『亜弥おばさん、この人...その...俺の...』
『彼女さん?』
『...うん。近々結婚するんだ。』
『まぁ!!おめでとう!あんずに報告しなきゃね。きっと喜ぶわっ!!』

