開国維新の洋魔戦記
田母神が封筒を手代木に渡して言った。


「君は日光に行って、憑き神を隠せるように修行してくれ、これが紹介状だ」


田母神は末永を近くに呼んで、二人でひそひそ話しを始めた。


手代木が入っていくしまが無かった。


手代木が部屋を出ようとすると、田母神が袋を軽く投げてよこした。


「手代木君。

その中に金といろいろ道具が入っているから使ってくれ」


袋は結構重かった。
< 10 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop