天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
ますます表情を険しくする遥。
「確かに生徒会長に正体を知られたのはしくじったが…俺は彼女が我々の立場を危うくするような行動には出ないと思っている」
「何の根拠もなく生徒会長の肩を持つなんてどうかしてるよ、お兄ちゃん!」
弟が叫ぶ。
「聞く所によると、今、生徒会長には恋人疑惑が挙がっているらしいじゃない。それを逆手に取ろうよ。万が一の事があっても、こっちも生徒会長の弱味を握っておけば、ノルディック星人である事をバラされずに済む」
「…………」
黙考する遥。
彼自身は月を信頼している。
が、弟の言い分も一理ある。
「わかった」
女装男子から、ノルディック製高性能盗聴器を受け取る遥。
「ならば俺自らがその仕事を引き受けよう…この件、俺に預からせてくれ」
「確かに生徒会長に正体を知られたのはしくじったが…俺は彼女が我々の立場を危うくするような行動には出ないと思っている」
「何の根拠もなく生徒会長の肩を持つなんてどうかしてるよ、お兄ちゃん!」
弟が叫ぶ。
「聞く所によると、今、生徒会長には恋人疑惑が挙がっているらしいじゃない。それを逆手に取ろうよ。万が一の事があっても、こっちも生徒会長の弱味を握っておけば、ノルディック星人である事をバラされずに済む」
「…………」
黙考する遥。
彼自身は月を信頼している。
が、弟の言い分も一理ある。
「わかった」
女装男子から、ノルディック製高性能盗聴器を受け取る遥。
「ならば俺自らがその仕事を引き受けよう…この件、俺に預からせてくれ」