天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
一頻り踏んでスッキリした顔をして。
「して」
龍太郎を足蹴にしたまま筱萠が顔を上げる。
「生徒会長の恋人探しとは、具体的にどのようにするのじゃ?」
既に捜索隊として機能し始めているらしい。
ゲンナリする宜虎と遥。
「そうだねぇ…」
顎に手を当て、捜索隊隊長(と思われる)美葉が思案する。
「まずは情報が必要だよね。ヴリトラが言ってた疑惑を持たれている三人の情報」
そんな事を呟いた時だった。
「呼んだかぁい?黒部 美葉!」
どこからともなく声。
振り向くと。
「ぎゃあっ!」
学食の厨房内の冷蔵庫の中からヴリトラ出現!
「てか何で学食のオバチャンみたいに割烹着着てんのアンタ!」
「して」
龍太郎を足蹴にしたまま筱萠が顔を上げる。
「生徒会長の恋人探しとは、具体的にどのようにするのじゃ?」
既に捜索隊として機能し始めているらしい。
ゲンナリする宜虎と遥。
「そうだねぇ…」
顎に手を当て、捜索隊隊長(と思われる)美葉が思案する。
「まずは情報が必要だよね。ヴリトラが言ってた疑惑を持たれている三人の情報」
そんな事を呟いた時だった。
「呼んだかぁい?黒部 美葉!」
どこからともなく声。
振り向くと。
「ぎゃあっ!」
学食の厨房内の冷蔵庫の中からヴリトラ出現!
「てか何で学食のオバチャンみたいに割烹着着てんのアンタ!」