俺様彼氏とあたしの関係。
「亜香里、着いたかも…。」

「かも!?ここ何!?誰もいないし…。暗いし…。」

「多分ここ…。取りあえず降りろ。」



俺は亜香里と車を降りた。



すげぇ不安そうな亜香里。



俺も不安ですよ。



俺はそっと亜香里の手を握った。



その時、バァンと言う爆発音のような音と共に、まだ少し明るい夜空に花火が上がった。



「花火…」



よかった…。



恭一から教えてもらったココは本当に花火が見えた。



しかも絶景。



亜香里は花火をジッと見てる。



「蓮司君…。ココ、スゴいね!!」

「すげぇな♪」



亜香里は笑って俺の手を強く握った。



俺達は、夏の空にあがり続ける花火を2人で立ったままズット見てた。



「車に戻って見ねぇ?」

「うん。立ってるの疲れたね…。」



俺たちは一端手を離して車に戻った。



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