ハーレム ブラッド
「オラァッ!」

ゴッ!

幸大が祖父を殴るが…

「ワシの鍛えられた筋肉にヘナチョコパンチは効かんぞ!!」

「なら…これは…」


「お祖父ちゃん!!

それ以上やったら、嫌いになるから!!」


桂木の眼が深緑…翡翠に染まる。


「じ、冗談だ。

ほ、ほら、仲良しだろ?」


幸大と肩を組む。


「暑苦しい。」

幸大が言う。

「ちっ…

優衣に嫌われたくないのでな…

今日はこのぐらいにしといてやる。」

祖父が立ち去る。

「悪役のセリフじゃねぇか…」


幸大が言う。


「さぁ、せっかくだし遊びましょう。」


咲子が言う。
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