ハーレム ブラッド
「現状維持…だ。」

「それじゃ、変わらないわよ?」

姫野が言う。


「ただ…お前らを抱くことを拒まない。」

「どーゆーこと?」

クーニャが言う。


「今はお前らとそういうことはしない。

が…したくないとか、責任がどうとかじゃなく…


お前らを信じる。」

「難しくてわかんないぞ!!」

マリアが言う。


「なんかいきなり心に余裕が生まれた。


お前らが俺を好きで…いつでもそういう関係になれるんなら焦る必要もないだろ?」

「幸大君…」

桂木が言う。


「つーか、冷静に考えたらさ。


お前らみたいな美女といつでもそういう関係になれるんなら成り行きとか、流れで…

なんて勿体ないだろ?


ほら、俺って理想が高いしこう見えてロマンチストだからな。


もっとかっこよく…そういうのをしたいなぁ…って思った。」


幸大が笑う。


「なんか…かっこいい、です。」

沙羅が言う。


「その代わり、宣言するぞ?

俺は必ず、お前らとそういうことをする。


もちろん、成り行きとか流れに任せてじゃなくて…


お前らが大好きだからそういうことをする!


だから、さ。


その時まで…待たせるけど良いか?


待っててほしい。」


幸大が言う。


「幸大さん。

かっこいい感じに決めてはいますが…」

咲子が言う。

「ただ…えっちぃことをするって言う宣言だよねぇ〜。」


クーニャが言う。

「まぁ、大声で宣言することではないわね。」

姫野が言う。
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