ハーレム ブラッド
スッ…

「クーニャ、何かあるのか?」


「予算内でコスプレにしよう?


それに自分達で作れるものもあるでしょ?」


クーニャが言う。

「そうだ!!」

「俺たちも裁縫苦手だけど手伝うからさ!!」


男子たちが騒ぐ。


「待ちなさい。

それだったら喫茶店だってコンロを使えば良いわ。


他にもレンジだってあるもの。


コスプレだってメイド服くらい着せてあげるっていってるでしょう?」

「たくさんコスプレしたいの!

それに喫茶店って大変だし…」



バンッ!

幸大が教卓を叩く。


「はぁ…

姫野、クーニャ。

ちょっと来い。」

幸大が廊下に呼ぶ。





「何よ?」

「ぶ〜。」


2人が幸大を睨む。


「こういうのに私情は持ち込みたくなかったけどよ…


喫茶店でメイドのコスプレとか、クーニャに至ってはコスプレがメインだが…


どっちも認めない。」


「何でよ?」

「そーだよ、理由は?」


2人が怒りながら言う。


「理由はどうでも良いだろ…


とにかく認めない。」

「どうでもよくないわよ。」

姫野が言う。

「そーだよ!!」



「ふぅ…

幸大さんも言いたいことはしっかり言ったらどうですか?



まぁ、幸大さんの言いたいことがわからないお二人もどうかと思いますが。」

咲子が現れた。
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