ハーレム ブラッド
「幸大、沙羅があの爽やかな少年と踊ってるわよ?」
姫野が踊りながら言う。
「そうか。」
幸大もある程度踊れるようになっていた。
「私やクーニャの時も…そうやって素っ気なかったわね。」
「ああ。
離れていくならそれは俺には何も言えない。
が…こうやって近くにいて手を伸ばせば掴めるなら…
お前が…お前らが俺へと手を伸ばすなら絶対に離さない。」
「…。
まったく…たまにキザな台詞を言うわね。」
「そうか?
嫌いならやめるけど?」
「…。
…やめなくて良いわよ。」
姫野が視線を逸らした。
「姫野は大人っぽく見えるけど乙女って感じだよな。」
「悪い?」
「いや、可愛い。」
「…。
本当にムカつくわね。
余裕ぶって…
ほら…あそこで沙羅たちが踊ってるわよ?」
「見なくていい。」
「やっぱり…見たくないの?」
姫野が寂しそうに言う。
「いや、違う。」
「なら…何で見ないのよ?」
「またキザな台詞を言うけど良いか?」
「…。
良いわよ…。」
「じゃあ…
今はお前だけを見ていたい。」
「な!?」
「姫野…愛してる。」
「…私も…よ。」
二人はキスをする。
「はい、どーん!」
クーニャが姫野を突き飛ばす。
「何すんのよ…」
「次は私の番だもん!!
時間がなくなったら困るから強制退場!」
クーニャが言う。
姫野が踊りながら言う。
「そうか。」
幸大もある程度踊れるようになっていた。
「私やクーニャの時も…そうやって素っ気なかったわね。」
「ああ。
離れていくならそれは俺には何も言えない。
が…こうやって近くにいて手を伸ばせば掴めるなら…
お前が…お前らが俺へと手を伸ばすなら絶対に離さない。」
「…。
まったく…たまにキザな台詞を言うわね。」
「そうか?
嫌いならやめるけど?」
「…。
…やめなくて良いわよ。」
姫野が視線を逸らした。
「姫野は大人っぽく見えるけど乙女って感じだよな。」
「悪い?」
「いや、可愛い。」
「…。
本当にムカつくわね。
余裕ぶって…
ほら…あそこで沙羅たちが踊ってるわよ?」
「見なくていい。」
「やっぱり…見たくないの?」
姫野が寂しそうに言う。
「いや、違う。」
「なら…何で見ないのよ?」
「またキザな台詞を言うけど良いか?」
「…。
良いわよ…。」
「じゃあ…
今はお前だけを見ていたい。」
「な!?」
「姫野…愛してる。」
「…私も…よ。」
二人はキスをする。
「はい、どーん!」
クーニャが姫野を突き飛ばす。
「何すんのよ…」
「次は私の番だもん!!
時間がなくなったら困るから強制退場!」
クーニャが言う。