ハーレム ブラッド
「幸大さん…」

沙羅が寂しそうに幸大を見る。


「誰にでもデレデレしやがって!!

スケベ!」

マリアが言う。


「私、幸大に殺意が湧いてきたわ。」

姫野が言う。

「同感…」

クーニャが言う。

「では…

さようなら、幸大さん。


王の誕生だ!!」

男が言うと同時に幸大の腕に注射器が刺され血液が注入された。


「ぐぁっ…

ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?


うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


幸大が苦しむ。


「幸大さん!?」

咲子が言う。

「幸大君…死んじゃ嫌だよ!?」

優衣が言う。


「ぐっ…


もし…無事だったら…

ナース服…着て、くんないかな…」


がくっ…

幸大はそう言って気絶した。


「幸大さん!?」

沙羅が言う。

「最後に言うようなことかよ!!

返事しろ、起きろ、バカ!!」

マリアが言う。
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