ハーレム ブラッド
放課後


駅前のショッピングモール


「別に材料だけなら近くのスーパーで良いんじゃねぇか?」

幸大が言う。

「道具とかが無いので買わないといけません。」

咲子が言う。

「ねぇねぇ、幸大君。」

クーニャが言う。

「何だ?」

「チョコを全身に塗るにはどのくらいのチョコが要るかな?」

クーニャが言う。

「ぶっ!?

何を言ってんだよ!!」

幸大が言う。

「せっかくのバレンタインだもん。

幸大君に色んな意味で私をくまなく食べてもらいたいにゃ〜。」

クーニャが言う。

「沸騰したチョコに飛び込めば良いのに。」

姫野が言う。

「ぶ〜!」

姫野にブーイングをする。

「幸大はピーナッツは好きか?」

マリアが言う。

「ああ、好きだ。」

「そうか。」

マリアが買い物かごにピーナッツを入れる。


「幸大君、ミルクとビターならどっちが好き?」

優衣が言う。

「ミルクです。」

「りょーかい〜」

優衣が楽しそうにチョコを選ぶ。

「それにしても…最近は出来合いのチョコが高級ですよね。」

咲子が言う。

「こう言うのってあげるんじゃなくて自分で食べる人も多いらしいぞ。」

幸大が言う。
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