剣と魔法と時々笑い。
HEAVEN

学校


"他と違う"



言われなくても本当は分かってた



分かってたけど、気付きたく無くて、知られたくなくて



心の隅っこに閉まってたんだ



厳重な鍵を掛けて



だから、"どこまで走れば息が切れるのか"なんて言いながらも本気で走らなかった



走ってるつもりだったけど、知らない間にブレーキを掛けてた



他と違うって事を知らされたくないから



大切な人達が遠ざかって行かないように



無意識のうちに



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