十字架に鎖を



「あーくそっ。」


俺は、吸血鬼なんだ。


こうやって、珠妃を傷つけてしか生きられない。


血の気のない顔で眠る珠妃を見つめたまま、もう一度ごめんと呟く。


こんな風に傷つけるために、我慢してたわけじゃないのに。



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