君と私の活動記録(仮)
「おはよう。
危なかったけど、大丈夫?」
おはよう、大丈夫だ、と言いたいのに声が出ない。
やっと出せたと思った時には言おうとしていた言葉とは違う言葉が私の口から出ていた。
「早いね。」
質問に答えなかったのにもかかわらず、普通に返してくれた。
「昨日サボっちゃったからね。
今日はちゃんとやろうと思って早く来たんだけど…
潮目に負けた!」
悔しそうな顔で言う志木君。
そんな姿もかっこよくてボーっとみとれてしまう。
「寒いから教室入ろう。
暖房つけていいんだよね。」
花瓶を持って教室に入っていく。
さりげなく持って行ってくれた。
「ありがとう。」
多分この声は彼には届かなかっただろう。
それでいいんだけどね。
危なかったけど、大丈夫?」
おはよう、大丈夫だ、と言いたいのに声が出ない。
やっと出せたと思った時には言おうとしていた言葉とは違う言葉が私の口から出ていた。
「早いね。」
質問に答えなかったのにもかかわらず、普通に返してくれた。
「昨日サボっちゃったからね。
今日はちゃんとやろうと思って早く来たんだけど…
潮目に負けた!」
悔しそうな顔で言う志木君。
そんな姿もかっこよくてボーっとみとれてしまう。
「寒いから教室入ろう。
暖房つけていいんだよね。」
花瓶を持って教室に入っていく。
さりげなく持って行ってくれた。
「ありがとう。」
多分この声は彼には届かなかっただろう。
それでいいんだけどね。