君と私の活動記録(仮)
「かなり志木にアピールしているわよね。

志木は振り向きそうにないけど。」



クスクスッと笑う声。


出ました、恐ろしい笑み。


あぁ、水亜サンが楽しそだ…


楽しそうなのは悪くないんだけどね、なんともいえない。



「そうかな。」


「そうよ。」



私は二人が付き合ってもおかしくはないと思う。

見た目はお似合いの二人だから。


きっと、反対する人なんかいない。


みんなに認められる、そんな恋人同士になるのではないか。



「私、課題運んでくるね。」


「行ってらっしゃい。

私は先に行っているわよ。」

「うん。

荷物お願い。」


「了解。」



教卓の上に置いてあるみんなの課題を腕に抱え込み職員室に向かう。


さすが40人分…


思ってたよりも運ぶのは大変そうだ。



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