微炭酸ガール

pipipipi...



耳元で鳴り響く朝を告げる不快な音。



俺は手探りで携帯を手に取り

アラームを止めて、
寝返りを打つ。




「・・・懐かしい夢」




俺はベッドから起きて
着慣れていないシャツの袖に腕を通す



今日は高校の入学式だ。



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