短‐好きかなんてわかんない
「愛梨。……なんでも………ないから。」

そういうと、自分の席に行ってしまった。




「なんだ?どうしたんだ、あいつ。」

聡は首を傾げていた。
だけど、私には何となくわかってしまったんだ。





きっと、真紀も………私と同じ感情を、私と同じ人に対して抱いているってこと。
それも、私よりも前から。




真紀は、聡が好きなんだ。
でも、私が聡を好きだと言ったから、諦めようとしてくれているんだろう。



真紀………そんなこと、しなくていいのに。
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