記憶×喪失
「と、もだち、は…」
皆、黙り込んでしまった。
緑が教室に駆けこんできた。
「友達は、仲がよくて一緒に居て楽しい、安心できるって思える人の事だよ!」
彼女は笑いながら言った。
「…じゃあ、私と緑は友達」
「そう、私と貴方は、友達!」
ぎゅ、と抱きしめられる。

退院するまで、面倒を見てくれて。今日の朝退院したら学校の荷物を持ってきてくれて。迷惑かけてばかりだ。

とても、嬉しい。
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