わたしとあなたのありのまま ‥2‥


「私は……
 『待ってて』って言って欲しかった。
 『待て』って言われたら、一生だって待つのに」

 ポロリと、俯いたままの私の口から本音が落ちた。

「だから、じゃない?」

 見上げれば、せなくんは困ったように苦笑している。

「ああ……」

 溜息にのって声までこぼれた。
 納得できないけれど納得したような、なんともあやふやな気持ちだ。


「けど、俺らもまさか別れるなんて思ってなくてさぁ。
 まぁ、照が一番驚いてたけど。
 あの日、悠斗と照、二人で話してて、チラっと聞こえてきたんだけど、悠斗、『わかった、ほのかのことちゃんと考える』っつってて。
 まぁその結果アイツが出した答えがこれだったっていうか……
 ああもう俺、何が言いたいんかなぁ」

 せなくんは顔をしかめて、右手で髪をわしゃわしゃと掻きむしった。


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