わたしとあなたのありのまま ‥2‥


「ほのか……
 泣いてるよ?」

 頬がふわりと冬以の両手に包まれた。
 そして、冬以の親指がそっと撫でる。

 それに自分の両手を重ねれば、頬を湿らせているものに触れた。

「あ……ほんとだ……
 教えて……くれ……て、あり……が……とう」

 急に爆発しそうな感情がせり上げてきて。
 それは嗚咽となって、溢れ出た。


 キスも、セックスも――
 愛する人とするものだ。

 どうしてそんな当たり前のことを、
 私は忘れてしまっていたのだろう。


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