わたしとあなたのありのまま ‥2‥


「え? 生きてるし。
 冬以、何言ってんの?」

 言って、痛みを吹き飛ばそうと無理矢理に笑ってみる。
 けれど、空笑いにしかならなくて。
 乾いた私の笑い声は虚しく部屋に溶けて消えた。


「殺したのは俺だよね」

 冬以の悲痛な表情をポカンと眺めていた。

 意味がわからない。
 私の心が死んでいると言いたいのだろうか。

 そして、殺したのは冬以だとか……
 意味がわからない。

 全然わかんないよ。


「え? 何?
 ホント冬以、何言ってんの?
 可笑しい」

 思わず笑い声がこぼれた。
 肩がピクッ、ピクッと不規則に跳ねる。


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