わたしとあなたのありのまま ‥2‥


 身体の芯から湧き出た粟立つような感覚が全身に広がって。
 その甘美なざわめきに、私の力は奪い尽くされていく。

 今田所の支えを失ったら、私の身体はヘナヘナと崩れ落ちてしまうだろう。


 田所の思うがままに、自由に、翻弄されてしまっている自分が恨めしい。
 悔しくて、でも抗うことなどできなくて、どうしようもなくて。

 ただただ、田所に与えられる快楽に溺れるしかできなくて。



 甘い言葉が欲しくて腹を立てていたはずなのに。

 キスなんかで誤魔化されるもんか、などと思いながらも、既にそんなのどうでも良くなっている自分が居て。



 私は田所のありのままが好きで、
 田所も私のありのままを好きだと言ってくれた。


 もうそれだけでいいんじゃないかな。
 それ以外のことなんかどうでも。


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