ギャル★デビューですッ!!!【完】
「…誰だよ???」
桐谷がこっちをじ~っと見ている。
桐谷は、金髪のツンツンした髪。
鋭い目つき。背は180センチ近くある。
こ……怖い…。
私は、思わず壁に隠れた。
「…なに隠れてんだよ???」
突然目の前に桐谷が来た。
「うわぁっ!!!」
私は驚いて顔を隠す。
「…あれ??…あんたさっきの…」
「………え…???」
さっきって何!?!?
「もう大丈夫なのか???あんた急に倒れたから、保健室に連れてったんだけど…」
「…えっ??桐谷が運んでくれたの!?!?」
「おぅ♪だって、あんた俺の目の前で倒れたから、見て見ぬ振りはできないだろ??」
なんだ…桐谷学年一悪いとか言われてるけど、案外いい人なんだぁ~…。
「案外いい人なんだぁ…とか思った???」
「…え…ぁ…あはは~…」
「…図星かよ(笑)」
だってだってだって~
怖かったんだもーん(泣)
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「はははは(笑)まぁ俺こんな見た目だし、怖がられても仕方ないけど、あんたも人のこと言えねー見た目してんじゃん(笑)」
「そ…そうだけどぉ~…。でも、ほんとに保健室まで運んでくれてありがとね♪…重かったでしょ???」
「あぁ~もうぎっくり腰になるかと…」
バシッ!!!
「いってぇー(笑)」
「失礼ね!!!こういう時は…」
「冗談だよ冗談っ♪(笑)…軽すぎ…持ってる感覚なかった…。」
桐谷はそう言うと、自分の手をじっと見つめていた。
その目はどこか悲しげに見えた。
「べっ…別にそこまで言わなくても…」
「…そうだな♪(笑)」
なんで…そんな悲しい目をするんだろ…
桐谷の悲しい目
その理由を知ったのは
ずっと後のこと…