‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】
「ん…どう…したの?」
眠い目をこすりながら
ベッドの背もたれに体を預けてた
健一郎を見上げた
「二実華…
洋子が…交通事故にあった」
は…?!
眠気も、一度に飛んだ
「入院中の奥さんが、なんで?!」
体に何も身に付けていない状況だと
いうことを忘れて
ベッドから起き上がり、
健一郎の腕を掴んだ
「病室を勝手に飛び出して…
病院の外の道路で
事故に…あったそうだ 」
「……」
言葉が出ず、健一郎を見つめるだけ…
「すまない…
様子を見に行ってくる…」
行かないで…
なんて、口が裂けてもいえない
だから、
一度だけ、ゆっくり頷いた
バスルームに向かった健一郎は
数分でシャワーを済ませ
服を身につけて
部屋を出て行った