‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】
「健一郎…」
突然の告白と突然のプロポーズ…
こんな展開予想してなかったから
ものすごく戸惑う…
「…二実華?」
「あ…うん…
け、健一郎は…ホントに…私でいいの?」
困惑しながらも目の前の
愛しい人に聞いた
「もちろんさ!
今からすぐにでも一緒になりたいと思う」
「そ、そう…」
健一郎のことは好き
でも…
「健一郎…
私、まだ気持ちの整理がつかないの…
だから…」
「わかってる…
散々、二実華を待たせたんだ
いつまでもオレは待ってる…」
さっきまでの厳しい表情は
すっかり抜け
穏やかな表情に変わっていた