‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】
「どうしたも、こうしたもねぇよっ

しばらく逢えなかったから
一華に触れたくてしょうがなかったんだよっ」


首筋から唇を話した英人が
私の瞳を見て言った


そんな英人の表情が
妙に切なそうで、でも艶めかしくて
胸の奥がキュッと締め付けられた



「英人…」


だから、今度は私から
英人の唇に私の唇を押し付けた


お互いがお互いを求めて
1㎜も離れないよう
触れて、愛して、慈しんだ
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