あなたの瞳に映るのは?
作業をなんとか終えて

私達が学校を出たのは

もう、すっかり

真っ暗になった頃だった

『ヤベー!超暗いじゃん』

『だね〜今、何時だろう?』

健と話していると

結衣ちゃんが叫び出した

『あ゛ー!私今日塾だった!ヤバッッ!先帰るわ!!』

『えっ?大丈夫?』

『うん、今から走れば間に合う!じゃあっ!!』

結衣ちゃんはあっと

いう間に走っていった
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