いじめられっ子の華麗な素顔


『いつまで歩くんですかー』

もう疲れた。

普段車だからな。

体力ないな、私。


「うるさい。もうすぐだ」


そう言ってどんどん街外れへ。


「着いたぞ。」


でんっ


『おぉー
 
 あたしんちと同じくらいの家、

 初めて見たー!!』

つい、言った。


ヤバイ。


終わったな。コレ。
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