変心
急に泣き出した私を見て桐もビックリなようだ。

オロオロしてるぞ




「…やっぱり明亜が食べたのか?」


…はぃ食べました
もう私は、目から滝が流れている
『うっ…う…』

ヨシヨシ

なんだ!?

桐は、急に…

そう…まるで、小さな子をあやす兄のように優しくふっと笑って、私の頭を撫でた


ドキッ…





えっ 何!?

今ドキッて…

はっ…
桐にするわけないじゃん!


ただ、き…桐優しい顔を初めて見て…ビックリしただけだし…



って!

私なんで乙女チック何だよ!?

そんな事より、謝らなくちゃ…




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