変心
『??何?…』


桐が声をだして見た所を目で追った…




見ていたのは、私の頭だった



『カツラがとれてる…』

サワサワ
何回頭を触っても、自分の髪だ…


「…お前の髪あの時と同じで、綺麗だな…」

桐は、お前の素顔を見たいと言ったがそれは出来ない…


…見せてはいけないのだ




まぁ、カツラぐらいはとってあげるけど




でも不思議だな…

今までカツラでも人の前で取りたくなかった、取れなかったのに…


…桐なら大丈夫って思ったんだ…
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