もらう愛=捧げる愛
言ってみてなんてバカな事を口にしてしまったのかと、制服のスカートの裾を握り締めた。


訳わかんない事言って、長く生きられないなんて、今時の小学生だってもっと上手く文章を組み立てられる。


なのに。


ハルくんが前にいると、よくわからない感情と一緒に言葉が爆発する。


「ご、ごめんなさい…。変な事言っちゃったよ、ね…?」


俯かせたままの顔から目だけ上目遣いにハルくんを見ると、甘い顔立ちのくっきりとした二重が優しく笑っていた。


あまぁい、あまぁい。


澄んだ黒い瞳。
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