愛する人。
* 8 *



 ************




「彼は優ちゃんの事、大好きなんだね!」



 次の日のお昼。食堂で一人ご飯を食べてると、不意に後ろから話しかけられた。



「……石塚さん。
 お疲れ様です」

「それ、たぬきソバ?」


 見上げた私に笑顔で石塚さんは自然に私の隣に座った。



「あの……昨日は…」

「ああ、気にしなくていいよ?
 逆に修羅場?みたいなヤツ見れたからさぁ〜」





< 161 / 440 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop