愛する人。




「はい。……私が色々考えすぎてただけかも。

 彼とは歳も離れてるし、お互いまだそんなに知り合ってないから結構不安で……」


「そっか…」



 それ以上聞いてこない石塚さん。
 正直、救われる。



「あの、また……何かあったら相談してもいいですか…?」



 私が小さく尋ねると、「こんなんで良かったらいつでも聞いて」とニッコリ笑い、エレベーターに向かった。







 ほんの少し、


 心が軽くなった気がした。



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