愛する人。




 シャワーを浴びリビングで髪をガシガシ拭いてると、さっき聞いたばかりの着信音がした。



 ……あの男は……。

 “待て”も出来ないのか。





ピッ


「……は」
『どんだけ待たせんだよ!』



 ……「はい」くらい言わせろよ。



「悪い。シャワー入ってた」



『あ゙ぁぁ!もう!
 こっちはマジで悩んでんだよっ!

 たまには俺にも優しくしろよ!』





< 351 / 440 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop