なぁ、好きだ。

大和side

チャラララー

綾香からの着信だ!

「綾香?」

「もしもし大和?」

綾香の声が暗い・・
でも俺は気付かないふりをして


「どうした?
俺が恋しくなったか?」

「大和聞いて。
お兄ちゃんが苦しそうなの・・・」

どういうことだ?
俺は千秋になんかあったのかと思い
焦った・・・・


「は?
千秋になんかあったのかよ!!!」

思わず怒鳴ってしまった・・

「違う・・
なんか抱えてる・・・
お兄ちゃんが大和を呼んでる。」

綾香が急に泣き始めた。
俺は凄く心配になった。

「わかった。
今から行くから。
泣くな綾香。」

「グスッ・・う・・・うん」

ずっと泣いている。

「大和・・
早く来て・・」

綾香の苦しそうな
声が聞こえた。

俺は・・・

「すぐ行く。
待ってろ」

「うん・・」


「一回切るな。」

「うん・・・」



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