使者の黙示録
ゆえに教団としては、信者を介してまとわりつく噂を払拭するとともに

民衆の目を自分たちが行なっている悪事からそらしたい。


そこでマザー・アミコたちは、教団のイメージアップのために孤児を養おうと考え

そのための修道院の建設を実行に移そうとする。

ただし、彼女たちは自分の手で孤児たちを育てようとは、さらさら思っていなかった。


孤児たちを養い育てるには、当然そういう人材が必要となる。

その人材は、今後の教団の運営にとって

大きなカギを握る存在でもあった。

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